海外赴任者紹介

フランス

三浦 航拓

エンジニア職

海外赴任までの経歴について教えてください。

2004年の入社以来ベンディング開発部に所属し、ベンディングマシンやオプション装置の開発に従事していました。そして2013年に現在の所属先である欧州ベンディング開発分室が発足したことに伴い、そのメンバーとしてフランスに赴任いたしました。

どのような業務を担当していますか。

欧州ベンディング開発分室での主な業務は日本のベンディング開発部と同様にベンディング商品の開発になりますが、それに加えて市場調査や技術調査などの欧州に関する情報の収集があります。間近では試作機完成後に実施する評価テストで、日本の評価基準にも合うように評価のサポートを行っていました。中でも曲げ精度試験はマシンへの評価に直結しますが、あまりに多い条件では製造スケジュールに影響が出てしまいます。そのため工場の担当者との打ち合わせで、双方納得できる条件を決めるのには苦労しました。

Paris Nord II の事務所にて

海外現地法人で働くことのやりがいや苦労について教えてください。

一番苦労しているのは言葉です。英語はフランス人にとっても外国語になりますが、それでも一緒に仕事をする人は大抵私より英語ができます。結果、議論になると受ける一方になってしまいがちですが、それでも認められない内容には“NO”と言わなければなりませんし、それを納得させられないと話が進みません。下手な英語に身振り手振りでなんとかかんとか、とても大変です。

カスタマーエンジニアの
Xavierさんと動作確認中

海外での生活についてはいかがですか。

プライベートでの観光を含めても2度目の海外ということもあり、赴任前にはいろいろと不安もありました。それでも、先に赴任されていた方から買い物の仕方や車の運転で注意することなど生活面でのアドバイスを頂けたので、初めての海外生活にもかかわらず特に問題なく過ごすことができています。アパートもパリ近郊で生活インフラも整っていますし、空港、駅へのアクセスも良いので週末や連休にはフランス国内だけでなくヨーロッパ各国への旅行も楽しんでいます。

夏季休暇で訪れた
フランスの世界遺産カルカソンヌ

今後の目標を教えてください。

欧州向け商品の開発は日本とフランスの協業で行っています。当然、多くのやりとりが必要になりますが、地理的な距離はEメールやTV会議システムが解決してくれます。それでも赴任して業務を進めるにあたり、信頼関係を築く上でも直接会って話ができるということがとても大切なことであると感じています。

今後の目標は、開発中の商品の成功が一番ですが、加えて日本とフランスでの協業を円滑に行うにあたり必要とされるような存在になれたらと思っています。

海外で活躍したいと思っている学生の皆さんにメッセージをお願いします。

海外で働きたい、働いてみたいと思っているのなら、ぜひ気後れすることなく積極的にアピールしていってください。必ず希望が叶うというものでもありませんが、まずは伝えることが大切です。一方で、私のように希望を出していなくても突然辞令が下ることもあります。いろいろ不安に思い消極的に考えている方も、プラスの面にも目を向け前向きに検討してみてください。良きにせよ悪しきにせよ、日本では得られない経験ができることは確かです。

カスタマーエンジニアの
MichelさんとEG-6013ARの前で