ごあいさつ

アマダグループは、1946年の創業以来、「お客さまとともに発展する」という理念を経営の原点に置き、そのとき、そして将来、モノづくりを志すお客さまに何が必要なのかを考え、解決案をご提案し、選ばれ、喜んでいただくため、高品質、スピード、省エネ、環境対策など、社会の発展とともに必要とされるものを、いち早くお届けしてまいりました。

私たちの事業である「モノづくり」は、世界のお客さまのモノづくりに貢献するものであり、それは、地域社会や国際社会の発展にもつながるものと認識しております。「金属加工」というモノづくりを通じ、継続して世界中の人々の豊かな未来を実現することがアマダグループとしての責任であると考えています。

他方で近年、世界で深刻化する環境問題は、近い将来、重大な経営上のリスクとなることが予想できます。レアメタルに代表される金属資源の枯渇による資源調達リスクやエネルギーの枯渇による価格上昇リスク、あるいは地球温暖化による異常気象などは、コストの増大だけではなく、事業継続そのものが危うくなる要素を孕んでいることが想定できます。

これらの地球規模の環境問題や人口減少、格差社会、貧困飢餓などの社会問題は、その影響力の大きさから社会全体のニーズやライフスタイルに変化をもたらし、企業のあり方や方向性に影響を与え、引いては企業の持続的な成長を制約する一因になることが容易に想像できます。

このようななか、国際社会は持続可能な社会の実現に向け、パリ協定や持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals: SDGs)において世界が取り組むべき目標を示しました。

企業は社会の一員として、ますますその役割を期待され、同時に企業が果たすべき責任もまた、大きくなっていくと考えています。

私たちアマダグループでは、2010年に「アマダグループ環境宣言」を策定し、“エコでつながるモノづくり”でお客さまと社会、そして世界とつながる企業を目指すことを宣言いたしました。

そのなかで2020年までの長期目標である「AMADA GREEN ACTION」を策定し、5つの重要課題を設定しました。これらの活動は、概ね順調に推移しており、今後は取り組みをさらに加速して前倒しで目標を達成し、並行してパリ協定やSDGsなど世界が取り組むべき目標を踏まえた取り組みを推進していく所存です。

世界の環境や社会が急速に変化していくなか、これからもアマダグループは、グローバル企業として地球環境を含む社会が抱える課題の解決に果たすべき責任と役割を深く認識し、環境保全や社会貢献を経営の重要課題の1つとして位置づけ、当社グループの強みであるエコなモノづくりを通して、SDGsなどの国際的な目標達成に積極的に貢献することを目指していきます。

2018年3月
株式会社アマダホールディングス
代表取締役会長兼CEO
岡本 満夫